2025/01/21 16:16 現在の東海道・山陽新幹線運行状況です。
運転見合わせの区間は、
上り線:広島-博多間
下り線:岡山-博多間
と、かなり広い範囲に及んでいました。
引用元:東海道・山陽新幹線運行状況
運転見合わせとなった原因については、産経新聞ニュースにも出ていましたので載せておきます。
私が乗っていた新幹線も途中駅で待機となり、その後、運転打ち切りとなりましたが、払い戻しはできたのでしょうか?
新幹線の運転打ち切りは、あまり経験のないことですが、払い戻し可否について、駅で確認してきましたので紹介をいたします。
2025年1月21日(火)の出来事です。
当初私は、こだま845号に新岩国駅(12:29発)から乗車し、厚狭(あさ)駅(13:07着)で降車を予定していました。
山口県内の移動で新幹線を使うのは、少々贅沢すぎると思いましたが、在来線ですと岩国駅から厚狭駅までおよそ3時間かかります。
岩国駅から新岩国駅までバスで行き、新幹線で厚狭駅まで向かった場合は、約1時間15分で到着できるため、時間的観点から、今回は新幹線での移動を選択していました。
私が乗車した「こだま845号」(乗車区間)の定刻は下記の通りです。
| 駅名 |
到着時刻 |
|---|---|
| 新岩国 |
12:22 |
| 徳山 |
12:41 |
| 新山口 |
12:55 |
| 厚狭 |
13:07 |
徳山駅を出発したところまでは、普通に運行していました。
徳山駅と新山口駅間を走行中(時間は定かではありませんが、新山口駅到着まで5分くらいの場所周辺だったと思います)に車内放送があり、
「先ほど、厚狭駅で列車と人が接触したと情報が入りました。この電車は次の新山口駅でしばらく停車となる見込みです」
とのこと。
この一報を受け、念の為、在来線の時間を調べ始めました。
新山口駅周辺の山陽本線は、ラッシュ時間帯以外は1時間に1本程度しかないため、1時間待ちも覚悟していましたが、運良く接続10分で出発する厚狭駅方面の在来線の電車がありました。
新山口駅到着が遅延したら乗れないかもという不安もありつつも、とりあえず一安心。
そして、新山口駅到着した時に、車内放送やネットで、「新下関駅と新山口駅間は運転見合わせ」の情報が出ていたため、乗車の新幹線はしばらく新山口駅を出発しないと確信し、荷物を持って新幹線を降りました。
引用元:東海道・山陽新幹線運行状況
しばらく新幹線は動かないとの確信は持っていましたが、どのくらい遅延するのかがわかりませんでした。
それを確認するために下車したものの、ホームに職員は誰もおらず。
仕方なく、改札階へ行き、改札の有人レーンに並びました。(すでに数人並んでいました)
すぐに私の番がきて、職員の方に遅延幅の見込みを聞いてみると、「もし本当に人と列車がぶつかった場合、最低でも1時間から1時間半は遅れるかと思います」とのこと。
少し迷いましたが、遅延が最低1時間となると、在来線で移動した方が早く到着できるため、在来線での移動を決意し、職員の方に「新山口駅から厚狭駅区間の新幹線特急料金の払い戻しができるか?」を確認。
私はスマートEXで予約していたため、「途中駅の新山口駅では払い戻し不可」と回答があり、目的地の厚狭駅で再度申告してくださいとのこと。
そして、職員の方より、在来線乗り換えの際、ICカード(スマホ)を改札機にかざすとエラーとなるため、在来線ホームへつながる別ゲートを急いで開けてくれました。(在来線の出発時間が迫っていたことも関係)
乗りたい在来線電車へは、無事に乗車できました。
そして、私のように新幹線から在来線へ乗り換えたと思われる人も、ちらほらいらっしゃいました。
新山口駅から厚狭駅までは在来線で約40分。
元々、厚狭駅着は13:07の予定でしたが、当初の予定から約40分遅れの13:46に無事到着。
厚狭駅から車で別の場所へ移動中に知ったのですが、私が乗っていた「こだま845号」は、なんと新山口駅で運転打ち切りになっていました。
もし、判断が遅れていたら、次の在来線は1時間後でしたので、あの時在来線への乗り換えを決断していて良かったです。

厚狭駅の出口は、在来線口と新幹線口の2か所あります。
私は、在来線口から出たかったので、そちらへ向かいました。
有人改札へ向かうと、
「切符をお持ちでしたら在来線口で払い戻しが可能ですが、スマートEXですと新幹線口のみでの対応となります」
とのことで、新幹線口へ向かいました。
私は、新岩国駅~新山口駅は新幹線を使用し、新山口駅~厚狭駅の区間は在来線に乗ったため、新幹線口の窓口で、
「新山口駅~厚狭駅間の新幹線特急券の払い戻しは可能ですか?」
と確認をいたしました。
すると、「少々お待ちください」と言われ、駅のベンチで待機。
数分後、払い戻しは可能と回答ありまして、手続きをしていただきました。
これは、払い戻しの際に頂いた控えです。
元々の運賃の内訳は、乗車券2310円、新幹線特急券2660円(合計4970円)でしたが、新幹線特急券の2660円が全額払い戻しされていました。
JRおでかけネットにも、下記の通り記載があり、乗っていた特急列車が途中駅で運転をとりやめた時は、後続の特急列車に乗車可能な上、特急料金が全額払い戻し可能のようです。
(一部抜粋)
乗車中の特急列車が目的地までの途中駅で運転をとりやめた場合は、後続の特急・急行列車(運転をとりやめた列車が急行列車の場合は急行列車)にご乗車になれます。この場合、運転をとりやめた列車の特急・急行料金は全額お返しします。ただし、品川から東京間(東海道新幹線を含む)上野から東京・品川間及び東北、上越、北陸新幹線の大宮から上野・東京間または上野から東京間のみ運転をとりやめた場合は、特急・急行料金の差額のみのお返しとなります。
引用元:JRおでかけネット
払い戻し明細の事由を見ると、「遅延 / 急乗承」 と記載がありましたので、私が厚狭駅に到着していた時には、乗車していた「こだま845号」は新山口で運転取りやめが決まっていたのかもしれません。
厚狭駅の新幹線ホームの構造ですが、真ん中に通過線が2線(上下線各1線)、外側に待避線が2線(上下線各1線)あり、待避線にはホームが設置されています。
※青線が通過線、赤線が待避線
読売新聞ニュースを見ると、どうやら、のぞみ28号と人が接触したようです。
厚狭駅には、のぞみ号は1本も停車しないため、すべての「のぞみ号」は、高速で通過線を走行することになります。
厚狭駅が新幹線駅として開業したのは、山陽新幹線が全線開通(1975年(昭和50年))してから、24年後の1999年(平成11年)のため、通過線と待避線の間に壁があったことは、私も知っていました。
こちらの写真は厚狭駅の新幹線ホームから軌道上を撮影したものです。
保線作業等で人が立ち入る通用口(赤丸部分)と思われるところが何か所かありました。
私は、実際の現場を目撃していませんので、詳しいことはわかりませんが、厚狭駅の構造だけお伝えしておきます。
私が乗っていたこだま845号は、途中駅で運転打ち切りとなり、途中駅から在来線で移動となりましたが、新幹線特急料金が全額返金されました。(乗車券は返金なし)
新幹線で移動するはずだった区間のうち、約30%のみ在来線で移動していたので、正直なところ、想像したよりも払い戻し額が多かったのです。
新幹線が途中で運転打ち切りとなることは、あまり経験することではありませんが、今回いい経験をさせていただきました。
払い戻しの条件は、その時の状況によって、変わることがあると思いますので、この記事は参考程度にしていただけますと幸いです。